管理人達の雑記。不定期更新。2008/11/5
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いやぁ!!面白かった!
細田守監督作品にハズレなし!!
今までの作品とはまた違った魅力を持っていて、賞をいっぱい取りそうな予感がします!
おそらく見る人によってどこが見どころなのか、っていうのが全員違ってくる気がします。
ただ言えるのは、劇場で見てください!!!
今回の作品は、誰かに感情移入してみる、共感して泣く、というよりは、「自分が体験する」そして涙する。そんな感じ。
上手く言えないんだけど、
劇場にいるんだけど、富山の大自然を肌で感じる。
雪の冷たさ、雨の激しさ、雷の轟音、ビリビリ、風の音、嵐に軋む家の戸、やけどしそうなくらい熱いうどん、もしかしたら匂いまで。
劇場にいるんだけど、あたかも目の前に実際にあるかのような臨場感。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』にはなかったものが『おおかみこどもの雨と雪』にはある。
やはり細田守作品は映画なんだ。
TVではその魅力が半分以下、いや、10分の1以下になる。
『時かけ』や『サマウォ』の時は、感情の起伏に涙した。
千昭を助けられない、助けたい、とりかえしのつかないことをしてしまった。その感情。
大好きだったおばあちゃんの死。もう会えない、寂しさ、悲しさ。その感情。
それは共感し、同情した涙。
『おおかみこども』にももちろん、感情を突かれ、涙腺の緩むシーンはある。(特に雪の約束を破ってしまった時の涙にはやられた)
でもそれ以上に説明のできない涙の方が断然多かった。
大自然の迫力、音のパワー、とにかく登場人物たちの体感する周囲の感覚を私も肌で感じる。
いうなればアトラクション、だ!
雄大な自然を前に、人間とはなんとちっぽけな存在か。ただ圧倒され、その迫力の中に取り残される。
恐ろしいという気持ちが半分と、すべての恵みに対する感謝。
細田監督の実体験ととてもリンクしているように思えました。
里の人たちとの交流や、自然のどうしようもない力、細田監督が感じたことを、私たちにも同じように感じてほしい、そんな気がしてなりません。
主人公が誰なのかわかりづらいのも、効果を高めている気がします。
お母さん、花のような・・・、姉、雪のような・・・・、はたまた弟の雨のような・・・・。(監督曰く母は強し、ということを描きたいと言っていたので、便宜上「花」ということにはなるのでしょうが)
花が彼(おおかみおとこ)と出会って、雪、雨が生まれ、それから12年間を描いているこの作品。
作り方によっては、雪や雨、花、誰か一人に焦点をあてて、確固たる主人公として作ることもできたはず。
しかしそれをあえてしなかった細田監督。
そのおかげで、誰か一人に集中的に感情移入できないようになっている気がします。
そのせいか、自分として映画の中に居ることができ、その結果アトラクション効果が高まっているような。
また、雪と雨の成長を母のような、父のような気分で見守ることになるので、愛しくてたまらなくなるんですよね。
あいことばは『おみやげみっつ、たこみっつ』
また見に行かなくちゃ!!
細田守監督作品にハズレなし!!
今までの作品とはまた違った魅力を持っていて、賞をいっぱい取りそうな予感がします!
おそらく見る人によってどこが見どころなのか、っていうのが全員違ってくる気がします。
ただ言えるのは、劇場で見てください!!!
今回の作品は、誰かに感情移入してみる、共感して泣く、というよりは、「自分が体験する」そして涙する。そんな感じ。
上手く言えないんだけど、
劇場にいるんだけど、富山の大自然を肌で感じる。
雪の冷たさ、雨の激しさ、雷の轟音、ビリビリ、風の音、嵐に軋む家の戸、やけどしそうなくらい熱いうどん、もしかしたら匂いまで。
劇場にいるんだけど、あたかも目の前に実際にあるかのような臨場感。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』にはなかったものが『おおかみこどもの雨と雪』にはある。
やはり細田守作品は映画なんだ。
TVではその魅力が半分以下、いや、10分の1以下になる。
『時かけ』や『サマウォ』の時は、感情の起伏に涙した。
千昭を助けられない、助けたい、とりかえしのつかないことをしてしまった。その感情。
大好きだったおばあちゃんの死。もう会えない、寂しさ、悲しさ。その感情。
それは共感し、同情した涙。
『おおかみこども』にももちろん、感情を突かれ、涙腺の緩むシーンはある。(特に雪の約束を破ってしまった時の涙にはやられた)
でもそれ以上に説明のできない涙の方が断然多かった。
大自然の迫力、音のパワー、とにかく登場人物たちの体感する周囲の感覚を私も肌で感じる。
いうなればアトラクション、だ!
雄大な自然を前に、人間とはなんとちっぽけな存在か。ただ圧倒され、その迫力の中に取り残される。
恐ろしいという気持ちが半分と、すべての恵みに対する感謝。
細田監督の実体験ととてもリンクしているように思えました。
里の人たちとの交流や、自然のどうしようもない力、細田監督が感じたことを、私たちにも同じように感じてほしい、そんな気がしてなりません。
主人公が誰なのかわかりづらいのも、効果を高めている気がします。
お母さん、花のような・・・、姉、雪のような・・・・、はたまた弟の雨のような・・・・。(監督曰く母は強し、ということを描きたいと言っていたので、便宜上「花」ということにはなるのでしょうが)
花が彼(おおかみおとこ)と出会って、雪、雨が生まれ、それから12年間を描いているこの作品。
作り方によっては、雪や雨、花、誰か一人に焦点をあてて、確固たる主人公として作ることもできたはず。
しかしそれをあえてしなかった細田監督。
そのおかげで、誰か一人に集中的に感情移入できないようになっている気がします。
そのせいか、自分として映画の中に居ることができ、その結果アトラクション効果が高まっているような。
また、雪と雨の成長を母のような、父のような気分で見守ることになるので、愛しくてたまらなくなるんですよね。
あいことばは『おみやげみっつ、たこみっつ』
また見に行かなくちゃ!!
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