ヘタリア２巻特装版について

とうとう発売がせまってまいりました。
大人気国擬人化４コマ『ヘタリア』２巻！！

思えば１巻目発売時は書店に嵐を巻き起こしましたね。

その２巻目がまた書店に嵐を巻き起こすかもしれないと。

業界側からみて何がそんなに問題かというと
各書店に入荷する冊数が現時点でわからないという事。

このような特装版や限定版は大抵書店側から数を指定できたりするわけなのですが。
今回この『ヘタリア２巻』に関しては指定が付けられない。

それで各書店さん　予約受け付けについて戦々恐々ですよ。

かくいうウチも例に漏れず。

何冊入るか分からないので、
予約を受けて用意できなかったなんてことになったら大事なので受け付けない、
っていう書店が多いみたいですね。

ウチは率先して受け付けてます。（笑・ハナシが違うって？

そもそも１巻であれほどの反響があり、
売れる商品だと分かっているのに　刷らないなんてことはありえないです。
出版社は１冊でも多く売りたいですし。
発売日に手に入らない可能性はあっても、入手困難て状況にはならないと私は予測してます。
出版社は足りなければ刷ります。
（初回限定生産、完全受注生産とかいいう商品でない限り増刷の可能性はあります。）
しかも今回は前巻のようなﾍﾟｰﾊﾟｰではなく、特装版という扱いですし。

それと、発売日に書店をめぐればどっかにあるよ！なんて考えは捨てましょう。
どうしても欲しければ何重にも予防線を張ることです。

とにかく早めに予約して頂ければお手元にとどくはず。
もちろん先着順に商品をあてがうので予約が遅いほど
発売日から遅れる可能性も出てきますが。
↓　↓　↓
予約したのに発売日から遅れる理由とその対処は、

★その店舗に入荷した冊数が予約数を下回った場合、
⇒チェーン店なら他の店舗から必死で足りない分を確保しようとします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（この場合で発売日から２，３日遅れ）
⇒同様に取次会社の在庫もあたってもらいます。
　　　　　　　　　　　　　　（２．３日から一週間遅れ）
⇒さらに出版社にも要請します。
　　　　　　　　　　　　　　（出版社に在庫があって１週間から２週間遅れ）
※日数は当店の平均日数。

大体は上記の方法で手に入ります。

ウチの店舗では予約を受ける祭に、
「発売日に遅れる可能性がある」ことや
「用意できない可能性がある」ことを
キチンと伝えますので、
何も言われなかった場合は発売日に手に入ると思っていただいてほぼ間違いないです。

逆に何か言われた場合でも予約を受けたということは、用意できると思っているということなので、
発売日遅れの可能性は多々ありますが安心して頂いてＯＫだと思います。

もちろんウチの店舗の場合ですので、
書店が皆そうではないですが。

ついでなのでここからは書店の受注システムについて
（ウチの店舗でのことです）
◆あらゆる手をつくしても手に入らない場合は
↓　↓　↓
現状に流通している商品からは確保が出来ないという事になるので
重版待ち、という形になります。

重版が決まっていれば保留で注文継続させていただいてます

重版が決まっていない場合は、
「申し訳ないですが一旦注文取消しとさせて頂いてよろしいですか？」
という流れになるわけですが。
「どうしてもこのまま注文保留して欲しいんです」
ってお客様に言われればウチの書店は１ヶ月か２ヶ月をめどに保留を受けちゃいます。

人気商品は今は未定でも重版される可能性はものすごく高いですよね。
そういった商品は割と高確率で保留を受け付けます。


◆保留を受け付けない場合って言うのは・・・
重版未定商品でも、ほぼ絶版扱いの重版未定商品に関しては保留は受けません。

そこで駄々をこねられると非常に苦しいのですが。
私どもも用意してあげたいんですよ？本当に。でも無理なものは無理。

もしどうしても諦めきれないというときは
本の奥付に載っている出版社の電話番号にかけることをオススメします。

もしかしたら１冊くらいなら用意してくれるかもしれません。
出版社は書店からの電話には１冊残っていても「ない」と答える場合があるみたいです。
（汚本だとかそういう理由が多いみたいですが）
逆にお客様からの電話には真摯に対応してくれるので、
その方が効果的。

「在庫がありますので書店に注文してください」

というフレーズが聞ければバンバンザイ。
あとは担当してくれた方の名前を聞いておいて、
「そう言われたので注文しに来ました」
って店頭で伝えてもらえれば、書店から版元に強気で対応できるわけです。

もうどうやってもお手上げっていう場合は古書店や図書館に行って下さい（＞＜）皆さん。

そういえば以前に予約を受けてしまって、
結局手に入らなかったって場合が発生したことがありました。

その時は他の書店に電話して在庫を聞きまくり、
最後には兵庫？だったかな。とにかく遠い書店から取り寄せたってことがありました。（ウチの店舗は関東）
もちろん定価で買ってお客様にも定価でご提供したので書店としての利益はないです。
むしろ配送料とかかかってるので赤字。

時にはこんなこともしちゃう本屋さん。私が言うのもなんですがほんと優しい人多いです。

今日の日記は一体なんだったのか（笑）
とにかく皆さん、早く本屋さんに予約しに行かなきゃ！