舞台を観に行ってきました！

その名も、劇団四季『ウィキッド』！！

じゃじゃーーん！！

素晴らしいのひとことに尽きます！
演出、衣装、舞台装置、脚本、音楽、出演者、演技、すべてにぬかりなし！！

完璧、パーフェクトというのはこのためにあったのかと確認するほど。

私自身、劇団四季の舞台を観るのはコレがはじめてだったのですが。
最高です！
あやうく四季の会に入りかけました。（笑

言わずと知れた『オズの魔法使い』のサイドストーリーです。

サイドストーリーなのにこんなに素晴らしくていいのでしょうか！？

というか私はオズ本編よりウィキッドの方が好きだ！断然好きだ。

すごく切なくて、ほろりときて、でも最後にはホッとあたたかい、素敵な舞台です。

時系列は、『オズの魔法使い』より前のお話と聞いていたのですが、
途中からオズの魔法使いも同時進行します！
ドロシーたちもしっかり出てくるし。
ドロシーが出てくる演出がまたいいんだ。
ウィキッドの流れをさえぎることなく、うまーく絡んでいて、本編を読んだことがなくてもめちゃめちゃ楽しめます！

そうそう、ストーリーの素晴らしいところは、
たとえば『臆病なライオン』が何故臆病になったのか、とかそういう肉付けがされているんです。
しかもなぁるほどーーーー！！としきりにうんうん頷いてしまうほど。

中でも『心の無いブリキの木こり』のエピソードが良くて、
ネタばれになるので言わないですけど。
胸が苦しくなるほどのすれ違いで、その衝撃たるや。もう。

『かかし』もものすごく切なくてとってもいいエピソードがあるのですが、これは本当にネタばれになるのでちょっとも言えない。（結局全部言えない気がしてきた）

ウィキッドのストーリーの中心にいるのは
『オズの魔法使い』で出てきた、『西の魔女・エルファバ』と『北の良い魔女・グリンダ』で、
二人の知られざる友情を描いています。

西の悪い魔女は実はとても良い魔女だったっていうおはなしですね。

何故悪とされてしまったのかは是非是非舞台を観にいって自分で確かめていただきたい！！
料金も改定されて安くなったしね。
というか高いと思っても、見終わったら安いと思うはずです。絶対！！

あとね、全部いいから語りきれないんだけど、
歌！これは書いておかねば。
歌がね、本当にね、素晴らしいです！
ミュージカルなので歌がマズかったらどうしようもないんですが。

エルファバ役の女優さんの伸びのある声っていったらもう。
聴いているだけで涙が頬を伝ってくるのです。

本当、感動ですよ。

グリンダ役の方も劣らず素晴らしい声の持ち主で、普通にセリフをしゃべっている時の声とは一味違って、
聴かせるんですよね。
役作りがとっても素敵。グリンダもうカワイイッたら。

グリンダの衣装がいつもフワフワでキュートで、お姫様な衣装なんですけど、
スカートのすそがヒラヒラってフワフワって揺れて、ほんとステキなんです。
しかもめっちゃ細いし。
衣装替え何回したんだろう？
グリンダに限らず他の出演者も何回も衣装替えをしてて、
どの衣装もありえないくらいカワイイのです！！

３時間だったのですが、ディズニー一日満喫してきたくらいの満足感。
病みつきになりそうです。

９月で東京は千秋楽を迎えてしまうのだけど、もう一回観にいきたい！！
誰か行く人見つけなきゃ（笑